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トラウマとドメステック・バイオレンス(DV)の精神療法

日時

2006年9月16日(土)、17日(日)   9時~18時 (昼食休憩: 12:00~13:30)

会場

日本女子大学 目白キャンパス百年館低層棟 (東京都文京区目白台2-8-1)

参加費

50,000円(税込)

定員

75

講師

西尾和美博士

アライアント国際大学/CSPP臨床心理大学院東京サテライトキャンパス名誉教授
臨床心理学博士 カリフォルニア州認定臨床心理学者
東京学芸大学大学院およびサンフランシスコ州立大学大学院で修士号取得。CSPPバークレーで博士号取得。サンタローザ研究所臨床心理学部長、ソノマ州立大学及びサンフランシスコ大学大学院講師を経て、現在北カリフォルニア州で個人開業にて幅広い心理療法を展開。アライアント国際大学/CSPP臨床心理大学院東京サテライトキャンパスを斎藤学博士とともに創立、当大学院で家族と子どもの心理療法について教鞭をとる。人間総合科学大学客員教授。年に2度来日しカウンセリング、ワークショップを行っており、機能不全な家族の中で育ったアダルト・チルドレン、共依存症、心的外傷(トラウマ)を受けた人たちの治療にあたっている。著書に「アダルト・チルドレンと癒し」(学陽書房)「機能不全家族」(講談社)「今日一日のアファメーション」(ヘルスワーク協会)などがある。

プログラム

心理面接におけるトラウマ治療の知識の重要性 とは?

心理面接において、トラウマに関する知識と理解は大変重要なものだといえます。近年の研究によると、一般的に治療が難しいとされている境界性人格障害(BPD)を持つクライアントの約70%は、複合型トラウマの要因となりえる虐待を家庭で受けた経歴があり、更に約60%は育った家庭において親のDVを経験している報告が出ており、トラウマの治療ができないと70~75%のそうしたクライアントの治療はできないと言われています。

さらに鬱病、不安症、アルコールや薬物依存症、摂食障害などで相談に来るクライアントの生育歴や経歴をよく調べると、親のDVも含めて、こども時代に受けたトラウマの影響が関連していることが少なくありません。そういった背景から、トラウマを経験したクライアントの治療ができなければ、根本的な問題を見落とすことが多く、心理療法の専門家(サイコセラピスト)としては、成り立たないと言っても過言ではないでしょう。

この講座では、米国における最新の研究と、長年トラウマへの治療に取り組んできたアライアント国際大学/CSPP臨床心理大学院東京サテライトキャンパスの名誉教授西尾和美の臨床現場での経験に基づき、トラウマとDVがもたらす問題への介入及び面接法の理論と実践を学ぶことが出来ます。

またこの講座はアライアント国際大学/CSPP臨床心理大学院東京サテライトキャンパスで開講している講座「心理療法特論・臨床技法体験実習」の一部となっているため、 東京サテライトキャンパスの講座を現役の学生および修了生と共に体験することが出来ます。

講座の目的

1. トラウマの脳や体への影響を理解する

2. トラウマを経験すると、どのような信念が築きあげられるかを理解する。

3. 米国で頻繁に使用されているトラウマの治療法の理論と実践法の学習とロールプレイなどを介した実技演習

4. DVの現状と種類への理解を深める

5. DV被害者と加害者の関係、加害者の行動パターンの考察、およびDV被害者がなぜ逃げられないのかなどについての理解を深める

6. 米国で頻繁に使用されているDV被害者および加害者の治療法の理論と実践法の学習とロールプレイなどを介した実技演習

 

 
 

アライアント国際大学・カリフォルニア臨床心理大学院 東京サテライトキャンパス

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