
2010年8月7日〜14日、酷暑の続く東京で8日間の夏期集中講義が行われました。全国各地から出席する学生の数は、今年は約40名。遠方からの学生は東京に連泊で、二学年合同の授業はさながらサマー・キャンプのようです。カリフォルニアのサンディエゴ・キャンパスから来日したスコット・ウーリー教授が、「家族とカップル」をテーマに密度の濃い授業が続きました。
授業の目的は、結婚と家族に関するセラピーの主要なモデルを学び、治療計画の立て方、介入法の基礎などを習得していくこと。多様な文化におけるカップル間の暴力、結婚前・再婚・離婚といった状況に応じてのセラピーをはじめ、さまざまなケースや問題に対応できるようになるための基礎的な知識・スキルを身につけることが狙いです。8日間の授業中は、レクチャーによる理論の習得に留まらず、ディスカッションやロールプレイなども実施され、臨床に焦点をあてた多角的な授業が展開されました。

7期生 Y.Sさん(千葉県・男性)
通常の休日に実施されるスクーリングは学ぶ範囲が広いのですが、今回の夏期講義は家族とカップルに焦点を絞って専門的に学ぶ授業でしたので、わかりやすく、とてもイメージしやすかったですね。CSPPは社会人の大学院で、みんな臨床心理を学びたいという意欲のある人たちばかり。そうした仲間とそれなりの期間一緒に学ぶことで、さまざまな価値観にふれられるというのも夏期講義のよさだと思います。
7期生 M.Iさん(埼玉県・女性)
実生活の中で役立つ技法などもあってためになりました。授業は毎日朝から夕方までなので、その点は大変ですが、いつもはオンライン上でやり取りしているクラスメートたちと実際に顔を会わせて同じ空間で学び、わからないところを教えてもらったり、課題を通して協力し合ったり、親密度が高まっていくのも楽しかったですね。
8期生 E.Aさん(宮城県・女性)
英語での講義がとても新鮮でしたし、カウンセリングにはこういう形もあるのだなということが学べて有意義な毎日でした。普段は仕事と勉強の両立の部分で頭の切り替えが大変なのですが、授業では1日みっちり勉強だけに集中できて、本来の学びの形を満喫しました。ただ、講義には通訳の方がついてくれるので授業はまったく問題ないのですが、自分としては先生の話をもっとダイレクトに受け取りたかったという思いが残りました。それには英語力をつけなきゃ、ですね(笑)。
